眼力 |
daiさん、EP4の修羅場お疲れさまでございます! |
dai |
ラックさんこそ、CDの制作お疲れさまです~。 |
――07th~様の日記などで拝見させて頂きましたが、EP4のご制作は大変だったようですね。 |
dai |
そうですね~……EP1から4の中でも、特に大変だったかもですね。 |
眼力 |
毎回、なんだかんだ間に合うのが凄いですよね(笑) |
dai |
うん(笑)驚異的なペースで八咫桜さんがスクリプトを上げてくれて…。 |
眼力 |
さすがです。 |
dai |
一番下っ端の自分も、常にフル稼働してる修羅場でした。 |
眼力 |
常に緊張状態みたいな? |
dai |
というよりは、常に作業している状態でしたね。仕事がなくならない…! |
――今回と同様に、うみねこのマスターアップ時期はいつも大変なモノだったとお見受けします。
しかし、daiさんは過去に「yours」や「生まれてきてくれてありがとう」といった個人CDの制作を、
うみねこ作業と平行しつつこなしてらっしゃる…スゴイの一言です。
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眼力 |
特にyours(3枚組・冊子48P)は凄いですよね。贅沢すぎるボリュームというか。 |
dai |
(笑) |
眼力 |
ファンの人にすごく喜んで貰える内容だと思います!! |
dai |
うん。(ファンの人に)喜んで貰えたら幸いなんですが、…やりすぎて今軋みが…(笑 |
眼力 |
そういうご姿勢を、是非見習いたいものです。ああ…目標がすごく遠く…
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dai |
大丈夫ですよ、これ(sound of the goldenwitch)は素晴らしいですよ! |
眼力 |
な、なんと!!(笑) |
dai |
ジャケットにも全力をこめたという凄みが感じられますし、
内容もラックさんの(うみねこの楽曲制作の)歴史みたいになってますよね。 |
眼力 |
ジャケットは本当に大満足です。
歴史という意味では…そうですね。最初に提出した曲からほとんど、入ってますから。
まさにそんなカンジなんだと思います。 |
dai |
凄み…というか。ほんとに、物凄い気合が感じられます。 |
眼力 |
ありがとうございます。入れすぎて空回りしないか心配でした(笑) |
dai |
渾身の一作という感じがとても好きです。 |
眼力 |
確かに、手抜きは一切ないですよ~! |
dai |
ですよね。
音楽に関しても勿論そうですけど、隅から隅までこだわって作った感じが滲み出てると思います。 |
眼力 |
ジャケット周りを制作してくれた九二枝さんもそうですが、
pre-holderさんも本当に誠心誠意、協力してくれました。
他にも色々な方にお世話になりました…本当にありがたいですね…。 |
――今回のCDの中で、daiさんのオススメはありますか? |
dai |
パッと浮かぶのはHappy maria!(M11)です。 |
眼力 |
おお、ありがとうございます! |
dai |
曲として良いのは勿論のこと、この曲は聴いていて気持ちが良いです。 |
眼力 |
ものすごく、嬉しい…。 |
dai |
バランスが良いんでしょうね。男声も含め、ボーカルを左右・中央に散りばめたり。 |
眼力 |
ぬおお…! |
dai |
それに編集を変えて。リバーブを重ねたり…してるのかな。
ともかく色々なギミックを取り入れてるのを感じて。その流れが、本当に心地良く聞こえてきて。 |
眼力 |
そこまで聴いてもらえるなんて! ほんとに嬉しいなぁ。
あの曲は終盤の終盤にどうしてもCDに収録したくなってですね…
あとで苦労するのを承知で制作に入ったんですよ。 |
dai |
あとは烈火さんの歌(M17.あの日にふれたくて)ですね。
これは……単純に、というと言い方はアレですけど、物凄く良い!(笑) |
眼力 |
ありがとうございます(笑)
烈火さんの素晴らしい声をイメージして作ったので、イメージが湧きやすかったです。 |
dai |
ラックさんの曲を聴いた事のある方にとっては、異色に思われるのかなとは思うのですけど。 |
眼力 |
確かに、今まで書いてきたうみねこ曲の中では変則的ですね。 |
dai |
そうなんですよね。
ラックさんは独特の雰囲気の曲が多かったと思うんですよ。ラック・ワールドというか。 |
眼力 |
うん、自分は完全に魔女側だなって自覚はありました(笑) |
dai |
だからこそ、世間のイメージで言うところの「ラックさんぽくない」雰囲気の曲。
でも、これこそがラックさんという人間を表わす曲なんだと思います。 |
眼力 |
自分ではちょっと分かりませんが(笑)
しかしうみねこで言う所の、人間サイドの曲を意識した、というか。
そんなカンジでは確かにありますね。 |
dai |
ものすごく伝わってきます。 |
眼力 |
歌モノを褒めて頂けるのは本当に嬉しいです。
というのも自分は、過去にバンドをやっていて、その時は歌モノばかり書いてたんです。
その頃のスキル…っていうほどのものでないかもしれないけど、
それを活用して作っている節がありますので。
モチベーションに繋がります…ああ、バンド時代はムダじゃなかったんだ…的な(笑) |
――ボーカル曲の話題が続きましたが、
逆に、劇中使用/未使用BGMで惹かれたモノなどはありましたか? |
dai |
サソリのノウズイ(M02)が凄い好きです。
これはエピソード3の時に投稿されたんでしたっけ? |
眼力 |
そうですね。 |
dai |
あの時も良く聴きました。
原作での使用は、まだ見送られてますが、物凄くカッコイイですよね! |
眼力 |
(今後のうみねこの)合うシーンで使って頂けたら嬉しいですけど…まあ飛び道具、ということで(笑) |
dai |
あとは、HIBUTA(M09)。これは反撃のノロシっぽい曲ですよね。 |
眼力 |
ズバリ、そんなイメージで書きましたね。 |
dai |
これもギター曲ですが、ノウズイとは違い
イントロのチェンバロがうみねこのイメージに合ってるのかな。 |
眼力 |
だといいなぁ…この曲は実はバンド時代に書いた曲で、
自分の中でうみねこのイメージにあっていたんですよね。
あくまで自分の中でですけど(笑) それを更にうみねこ向きにアレンジを施して…
そんな経緯がありました。 |
dai |
後は、うみねこの代名詞的な作品としてオルガン(M12. オルガン小曲第6億番ハ短調)がありますね。 |
眼力 |
一つの裏テーマ曲的になっていてくれたら、こんな嬉しいことはないですね。 |
dai |
同じオルガン曲でも、ハラワタ(M15. サソリのハラワタ)は特にインパクトあるなと感じました。 |