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Introduction

――はじめに

  • 作曲、打ち込みをされる方へ
  • 素材に頼らず、一から十までドラムを自分で打ち込むことにより、得られるものは決して少なくないはずです!! そんな思いを込めて、このページを開設させて頂きました。

  • 作曲や打ち込みとは無縁な方へ
  • そんなあなたにも、ドラムの魅力を知って欲しい! ドラム(リズム)の概念を理解すると、音楽を聴く楽しみが倍増しますよ!! …てなわけで、最期までお付き合い頂ければ幸いでございます。


    Lesson1

    ――ドラムとベースは1セット

    これより、ドラムの解説を行っていくわけですが、実際曲を作る上ではベースとのコンビネーションが重要になってきます。これらの楽器は『リズム隊』と呼ばれ、楽曲のクオリティを大きく左右します。ドラムの打ち込みにある程度慣れたら、ベースとのコンビネーションを心がけてみてください!


    Lesson2

    ――ドラム譜の読み方

    譜面の読み方ですが、基本的に生ドラムにおいてデュレーション(音を伸ばす長さ)は関係ありません。最初のバスドラムが四分音符だからって、1拍間、伸ばして打ち込む必要はないのです。(ブラシ等の特殊なケースは省いております)

    また、ややこしいことにドラム譜どおりのノート(音階)で打ち込みはできません。MIDI上での実際のノートは バスドラムA2 B2 C3 スネアドラムD3 E3 ~等となっております。(※ノートへの 割り当ては、音源によって異なります、以後は基本的な音源の設定で記します)音階は、パート判別上での便宜的なものだと捉えてください。

    ドラム譜を覚えるコツですが、まずバスドラとスネアの位置だけ覚えて、他の黒玉はタムと覚えるといいでしょう。『×』や『菱形』は基本的にシンバル系です。

    ちなみドラム譜はヘ音記号であらわします。画像編集の都合上、省略させていただきました(汗


    Lesson3

    ――基本

    このパターンは誰しもが聴いたことがあると思います。ドン が『バスドラム(B2)』 タッ が 『スネアドラム(D3)』といい、ドラムセットの主役パーツになります。はい。主役だけでは劇になりません。そこで名脇役の『ハイハット』が登場です。

    ハイハットは、大まかに分けて

  • ペダルを踏みながら叩く『クローズドハイハット』
  • ペダルを踏む動作『ペダルハイハット』
  • ペダルを放し叩く『オープンハイハット』
  • の3つの演奏の仕方があります。ここではクローズドハイハット(F♯3)を脇役らしく、ベロシティ(音の強さ)低めに打ち込みましょう。その中で、しっかり強弱を付けることが大切です。表(一小節を8分割した際の1 3 5 7の奇数)を強く。裏(一小節を8分割した際の2 4 6 8の奇数)を弱くが基本です。

    音源や曲調によって設定する必要がありますが、ベロシティは

  • バスドラムとスネアを100前後
  • ハイハットを30~90
  • くらいから試してみてください。

    これがよく言う8ビートというやつです。とたんにドラムパターンらしくなったと思います。


    Lesson4

    ――名脇役2 ライドシンバル

    次は、先程作ったハイハットパートをそのままライドシンバル(E♭4)に移行します。

    雰囲気がハイハットのときと変わりますね。あと、これは敢えてやらない人も多いのですが、偶数拍に足でペダルを踏む『ペダルハイハット(A♭3)』を入れてやると、グルーヴ(ノリノリ)が増しますよ。

      Q.ハイハットとライドは、どうやって使い分けるの?

      A.基本的に自由ですが、曲に展開感を出したいときに、ハイハット→ライドに移行する…等は定番ですね。語弊があるかもしれませんが、8ビートの場合、ハイハットは細かくて、ライドは壮大な感じがします


    Lesson5

    ――オープンハイハット

    オープンハイハット(B♭3)では、音の長さを調整できます。打ち込む音符の長さで変えるのではなく、どこにペダルハイハットを入れるかで変わります。

      Q.何故オープンハイハットはペダルハイハットが入ると音が止まるの??

      A.自転車のベルを鳴らした後、手を触れると音が止まりますね。ここでのペダルハイハットはそんな手の役割のようなもんです。ハイハットを踏んで閉じるまでの間、開いて叩いた音が伸び続けるわけですね。

    ではオープンハイハットをパターンに組み込んでみましょう。


    Lesson6

    ――基本パターンは色々

    2拍目の頭からバスドラを抜くだけで、緊張感がぐっと増しますね。このように、8ビートの基本パターンは沢山あります。色々な曲のドラムに耳を傾けて体得しましょう。


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