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Listen
――よりドラムらしくまず、以下の二つを聞き比べてみてください。
同じようなフレーズですが、後者の方が味が出ています。どうすれば、このような味を出せるのか? ではまず…フラムについてご紹介します。
Lesson11
――フラムこんなのがフラムという叩き方です。この場合スネアを両手でわざとずらして叩いています。ずらすティック(480分解)は、テンポにもよりますが10~80程度ですかね。ちなみにこれは40ずらしてあります。若干、一打目を弱いベロシティで打ち込んでやるとよいですよ。
おまけで入れましたが、ライドシンバルのカップ(F4)の部分を叩くと、こんな小気味の良い音になります。
Lesson12
――ゴーストノート次に、ゴーストノートの紹介です。ゴーストノートとは、聞こえるか聞こえないか程度の隠し味的な音で、基本的にスネアに対して使います。そんな音ですから、勿論ベロシティはかなり低め(10~30?)で設定します。
あと、ゴーストノートは、一打ならず、二打入れてしまっても構いません。ドラムには『ダブルストローク』という、一振りで2打してしまう技があるからです。使いどころは、16ウラが基本になります。
ゴーストノートは、ドラムらしさを醸し出すキモになります。是非会得してくださいませ~!!
Lesson13
――オカズにほんの少し触れますここまで、パターンばかりやってきましたのでそろそろオカズに触れたいと思います。オカズとはフィルインとも呼ばれ、ビートとビートの架け橋のような存在にもなります。派手なオカズや、地味なオカズ…無数にあります。
はい。では、3連符のオカズに触れてみましょう。
こんな感じです。ベタで打ち込まず、タメを利用してティックを少々右に詰めてやるといいです。
Lesson14
――16ウラからオカズを入れてみましょう疾走感が出ますね。
Lesson15
――三つどり八分音符は2つで一拍。ですからフレーズも必然的に偶数に収まることが多いと思います。しかし、ここでは敢えて、3つで区切ったフレーズを作ってみましょう。
…はい。よくあるフレーズですね! 今回は『3つどり×4』を行いましたが、後の数合わせさえすれば、3つどり×いくつでもよいのです。ただ、やりすぎるとクドイのでご注意!!
Lesson16
――3連符の四つどり↑の要領で、今度は3連符を4つで一区切り!
テンポチェンジの錯覚がおきますね。こういうフレーズの時には、他の楽器もシーケンスでユニゾンしてやったりなんかすると効果的です。ちなみに、実際に演奏するとかなり難しいです…。
Advise
――アドバイス偉そうにそんなものを言える立場ではありませんが、これぞ!というものを一つだけ。
『ドラムのフレーズを声に出して歌おう!!』
…これに尽きます。
このよくある2小節目のフレーズを、あなたならどう歌いますか?
『タドッ ドッ ドッ ド』になってはいませんか…?
正解(?)は……………『タドスドスドスドス』
『ス』を息の音で無意識に歌えるようになれば、とりあえずはバッチリだと思います!(かなり個人的な持論ですが)
Message
――最後にここまで付き合ってくださった方、お疲れ様でした。ちょっとでもドラムの仕組み、魅力を知っていただけたなら幸いです。
また、ラック眼力自身も、まだまだドラムの勉強中であります。(過去の自分で作ったドラムを聴くと、恥辱で狂いそうになったりしますしね!)皆様と共に、高めていきたいです。シャッフルビートや、HRのドラム、スプラッシュ、チャイナシンバルに10tomの魅力etc…。伝えたいことはまだまだ尽きません。時間ができたら、そんなコンテンツもどんどん追加していきたいですね。
もしもドラムに対して質問などございましたら、BBS等にどうぞ。自分のスキルの範囲でお答えさせていただきます。
それでは!